基礎・基本 投資信託

ドルコスト平均法とは?数字とグラフでしっかり理解!

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簡単で絶対の真理

安く買って高く売る

至極当たり前のことですが、なぜか人はこの真理通りに行動できません。

理由もまた簡単で、人は「欲」を持っているからです。

安くなると不安になって売ってしまい、高くなってくると期待して買ってしまう。

もっというと、高くなっているときほど「まだ上がるかも」と思い、売れなくなります。

これが実際の人の心理です。(私もまさにそうでした)

安いときほど買い増し

1口100円で10口=1,000円分買ったとします。

これが1口80円になったとき10口持っているので評価額は800円です。

つまりマイナス200円ということ。

しかしここでさらに1口80円で10口=800円買います

すると20口持っていて、投資額は1,800円なので、1口90円で買ったことになります。

この時点ではマイナス200円に変化はありませんが、1口90円まで戻ればプラスマイナスゼロになります。

このように安いときほど買い増しすることが大事になるわけです。

いつも「同額」買う

「同額」だと安いときにたくさん買える

実際に数字とグラフで見てみましょう。

ちょっと文字が小さくて見づらいのはすいません・・・。

上表の評価額(ピンク行の上段)のグラフはこちら。

安いときほどたくさんの口数を買っているため、1口単価が低いときも評価損益は落ち込まず、1口単価が高いときはあまり買わない上に、安くたくさん買った分が評価損益を押し上げているのがわかります。

「同数」だと安いときも高いときもいつも通り買う

同数買うということは投資額が不安定になりますが、下の表では累計投資額が同じになるよう単価を調整してみました。

累計投資額は同じですが「同額」のときと保有口数が違いますね。

評価額(ピンク行の上段)のグラフはこちら。

同数で買うということは、買うべきとき(安いとき)もいつも通りの数、買わざるべきとき(高いとき)もいつも通りの数で買うため、このようなことが起こります。

同額と同数はどちらが良いのか

「同額で買う」一択

離れたところのグラフだと比較しにくいと思うので重ねてみます。

青のラインが同額緑のラインが同数で買った場合の評価損益です。

6月くらいまで重なっていて見づらいかもしれませんが、1口単価が高いときは同額の評価損益がより高くなり1口単価が安いときは同数の評価損益より低くなっています。

定期的に同額ずつ買う=ドルコスト平均法

つまりこのような買い方がドルコスト平均法です。

同額で買うと投資額が一定になり支出の面で計画が立てやすく、安いときほどたくさん買うことで評価損益が下がりにいスタイルと言えます。

同数で買ってしまうと投資額が不安定になる上、相場が下げでも上げでも同じ数を買うので、1口単価の相場の上げ下げがそのまま評価損益に反映します。

正しい出口戦略とは

売るときは「同数」ずつ

買うときは「同額」ずつがよかったのですが、売るときは「同数」ずつが正しい行動になります。

こちらも数字で見てみましょう。

1口100円で120口持っているところから、12か月かけて10口ずつ売るとこうなります。

毎月の売却額は上下していますが、12か月で12,000円の売却益を得ているのがわかります。

それが1口100円で120口持っているところから、1,000円分の口数を売るとこうなります。

見てのとおり、1,000円分ずつ売ってしまうと10月時点でもう1,000円分も残っておらず、売り切ってしまいます

その時点で8,915円にしかならないため、10口ずつ売った場合に比べて3,000円以上も損をしているのがわかります。

買う時は「同額」売る時は「同数」

ドルコスト平均法はあくまでも安く買うための戦略です。

ですが、正しく理解しておくことで売るときにも応用のできる戦略にもなります。

きちんと理解し、有利に投資を進めていきましょう。

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