大島へ行く編 島しょ異動 東京都

荷物の発送日は現住人と要交渉

投稿日:2013年3月3日 更新日:

※こちらの記事は別で細々やっていたブログ(閉鎖予定)から、こちらのブログへ移設・統合・リライトした記事です。

「職員住宅完備」の罠

3月31日まで誰かが住んでいる

職員住宅が完備されている、ということは、すでに異動している人にとっても完備されていなければなりません。

島から異動で帰る人だって、これから島へ異動する人だって、異動辞令が出るのは4月1日です。

すると今いる人には3月31日まで完備されていなければならず、私に完備されるのは4月1日から、ということ。

勘違いしてはいけないのが、4月1日から生活ができるよう完備されているわけではないので、この点についてはよく準備しておかないと泣くことになりそうです。

今住んでいる人がいるかは住宅による

職員住宅は職員の数ぴったりの部屋数なわけがないので、当然空いている部屋もあるようです。

ただ私が今回勧めてもらった元町の住宅は比較的人気のある住宅らしく、現状では空きがないとのこと。

入れるとしたら、最初に懸念したとおり、4月1日に内地へ異動する人と入れ替わり、ということですね。

現住人との交渉事項

荷物はいつから送れるか

今年度の部屋の確定日は3月18日の予定だと言われました。

このとき同時に今住んでいる人の連絡先も教えてくれるようです。

そこで今住んでいる人が代理で受け取ってくれるということになれば先に送ることができるということですね。

でもこれは今住んでいる人も出る準備をしているはずなので、正直なんとも言えないかな、と思っています。

最悪、4月1日配達希望にして、3月下旬に発送することを考えておくべきですね。

家財を置いていく場合があるらしい

今住んでいる人が家財(ガスコンロとか冷蔵庫とか)を置いていきたいと申し出てくる場合があるそうです。

これを聞いた時に、実は意外と多いのではないかと思いました。

どうやら

  1. 佐川とか日通だと竹芝までしか荷物を運んでくれず
  2. そこから先は東海汽船に荷物が引き継がれ
  3. さらに大島からもまた別業者

という三重払いになるみたいで・・・。

しかも大島の引越し業者は家の前までしか荷物を運んでくれないため、2階とかだと誰かの手を借りないと運び込むこともできないという・・・。
(運び込みはオプション料金が発生するらしい)

島から出る時も手順が逆になるだけのことなので、やはり高額な料金になってしまうと思うんです。

引っ越し費用の補填は上限が設定されていますので、内地へ戻ってから使うかなー?くらいのものはおいてっちゃうのではないか、と予想しています。

家財を引き継ぐデメリット

くれるならもらったらいいと思うかもしれませんが、個人的には結構危険なことだと思ってます。

まず、今住んでいる人には現状復帰義務があります。

要は入居時と同等程度までキレイ、かつゴミなど残していってはいけないというやつですね。

その時、例えば今住んでいる人がさらに前の人から譲り受けた(相当古い&中古)品をわざわざ高い輸送費を払って持って帰るでしょうか?

否。

私なら絶対置いていきたいと考えます。
(本当に親切で良い物を置いていってくれる方もいると思いますが)

こちらが置いていくことを許可すれば、現状復帰義務から外れるため、もし行ってから、やはりこれはちょっと・・・と思っても捨てる場合は当然こちらの負担です。

自分が持って行く家電を整理する

うちはテレビと冷蔵庫は昨年家族用に買い換えたので、省エネ基準など比較的最近の基準の物を使っています。

エアコンもまだ3年くらいしか経っていません。

洗濯機は私が一人暮らし時から使っている物なので5~6年は経っているでしょうか。

必要な大物家電は大体こんなものだろうと思いますが、もしこれらを「前住人が置いていってくれる」と言ってくれた時の対応を考えて見ます。

対応1 既存品は断り、自前の家電を持っていく

メリット:

  • 現地では今と大差ない比較的快適な生活が待っている
  • 新しいので本土に戻る時に置いてきやすい(受け取ってもらいやすい)

デメリット:

  • 洗濯機1台でも往復2万円以上の輸送費+取り付け費用がかかる
  • 3年は滞在予定なので、室外機など塩害で多少なりダメージを受ける

その他:

  • 輸送費用と取り付け費用は補填対象だが、上限を超えてしまったら自己負担。

対応2 ボロいのを覚悟で既存品を譲り受け、自前の家電は実家の倉庫へ保管

メリット:

  • 自前の家電は実家保管のため、内地へ戻った時に比較的快適な生活が始めやすい
  • 輸送費用が大幅に縮小されるので、赴任旅費の上限を超える可能性が極めて低い

デメリット:

  • 古い分だけ、燃費が悪く、現地での光熱費がかさばる可能性がある
  • 内地へ戻る時に次の住人が受け取ってくれないと自分で処分費用を出す必要がある

その他:

  • 今の家から実家倉庫への輸送費用、実家から内地へ戻ってくる住所への輸送費用は自己負担
  • 赴任旅費はあくまでも実費弁償なので、余らせたからと言って差額をもらえるわけではない
  • 処分に関する費用は自己負担

私の対応

既存品を断って自前の家電を持っていくことにしたいと思います。

今の住居→実家→戻ってからの新住所の輸送費用は安く見積もっても10万強必要です。

10万あったら、洗濯機とテレビくらい新品に買い替えできますもんね。

家電も所詮消耗品なので、すでに2~3年経過していて、さらに倉庫で3年寝かすくらいなら使いつぶして買い直したほうが得な気がしてきました。

ということで、輸送費用を確認しつつ、上限の範囲内なら持って行く方向で進めようと思います。

入居した職員住宅が汚かった場合

余談ですが、部屋を出る時あまりにも汚いとかゴミが多い場合は、住宅の管理部が着払いで本人宛に送りつけるらしいです(苦笑

みんなの職員住宅ですからキレイに使わないといけませんね。

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